frantic87's diary

書きたいときに、書きたいから書く

パフォーマンスを持続させるには

今朝、自主練という形で友人と1対1で剣道の稽古をしました。

中学生の頃から剣道をやっています。学校のクラブ活動からいわゆる体育会系の剣道部まで色々な環境で剣道をしてきました。現在は同好会的な集まりに身を置いています。

 

気楽に自分のペースで続けられる今の環境も気に入っているのですが、時折体育会系の剣道が懐かしくなることもあります。常に全力を出すことを求められ、気を抜けばしごかれる。精神、肉体ともに消耗しますが、ああいう風に自分の限界に挑み続けられる環境はとても貴重なものだったと思います。

今はもう、かつての頑張りを再現することはできません。一回きりなら昔と同じように頑張れるかもしれません。けれど、それを持続させる自信は全くありません。全力で取り組もうと思っても、どうしても甘くなってしまう部分がでてきます。多少手を抜いても咎められることはないですし、しごきにやってくる上級生はもういません。

 

自分自身をコントロールするのには、自分の意思の力だけでは足りません。意志力が強い人は自分一人でもやっていけるのかもしれませんが、少なくとも大多数の人には他者の目線のようなものが必要です。周りから良く見られたい、締切を守らないと迷惑がかかる、スタイルを良く見られたいためにダイエットするなど。

 

パフォーマンスを持続させるような環境を作らなくては頑張りは続かない。そんなことを稽古しながら考えていました。