frantic87's diary

書きたいときに、書きたいから書く

この一週間ほど家を空けていました。

一週間くらい旅に出て、特に目的もなくぶらぶらしたい。できれば海の見える宿がいい。体が旅の感覚に追い付くには一週間くらい必要って鴻上尚史もどこかで書いていた。そんなことを一年以上前から考えていたのですが、ようやく機会が巡ってきました。残念ながらスケジュールがぎっちり詰まって、望んでいたような旅ではありませんでしたが。

それでも普段と違う街、違う人に触れ、いつもと違うリズムで行動すると気付くことがあります。もはやルーチンワークと化していて、意識の前面には出てこない事柄を再発見できます。若者が自分探しの旅でインドに行くのもそういうことなんでしょう。家族友人のありがたみとか。ゆっくり湯船に浸かれたのが今日帰ってきて嬉しかったことでしたが。

心機一転ということでもあります。

私は割りと大荷物で旅の荷造りをしてしまうタチで、コンパクトな荷物で済ませられる人に憧れます。「こんなこともあろうかと」色々想定していると雪だるま式に荷物が増えてしまいます。実際に旅に出るとほとんど使わないままで、文字通りただのお荷物と化すことがほとんどなんですけど。

それでも、同じ旅行先なら二度目以降はさすがに学習するので、だんだん荷物が減っていきます。このムダを削ぎ落としていく感覚が好きでたまらないです。部屋の整理をするときも不要品を捨てるのが快楽です。

本当に必要なものは実はそれほど多くない。ほかのモノで代用が利いたり、無いなら無いでなんとかなる。そういうケースが多いです。なるべくシンプルに生きたいです。