言葉が足りない

「犬神もっこす」（全５巻）がすごく面白い。

万人受けするタイプの漫画じゃないんだろうけど、私にとってクリティカルヒット。

ただこの漫画のどこが私にとって魅力的なのか伝えるのが難しい。人間を理解できない犬神くんに共感する部分があるのと、犬神くんの周りの人々に心暖かくなっているのだと思う。でもそれだけじゃない。「マフィアとルアー」もそうだけど、面白いとは感じるのだけどそれが言語化できない。言葉で汲み取れない何かがまだ残っている。

きっといままで言葉にして伝えることを怠ってきたからだろう。文章を四肢みたいに自在に操れるようになって、自分の感覚をストレートに伝えられる言語力が欲しい。

やっぱり、マンガってすげーなって思う。