frantic87's diary

書きたいときに、書きたいから書く

正味30分程度の稽古でバテました。ここのところ運動をサボっていた反動です。先生方に混じっての稽古だったのでなおさら。

 自分より上手い人との稽古は普通の倍以上の疲れます。単純な運動量ではふつうの稽古とさほど変わらないはずなのに、これが昔から不思議です。思い通りに動かせてもらえなかったり、ペースを乱されたりすることで呼吸が乱され、それが疲労につながるのかなとぼんやり思っていますが。多分に精神的なものも大きいような気がします。

昔雑誌で読んだ記事で、マラソンの前後でランナーの脚の筋肉の収縮力等生理学的な能力を調べたところ、ほとんど違いがなかったというものがあります。この場合の疲労というのは脳によるもので、オーバーワークを防ぐためにブレーキをかけているらしいです。

熟練者との立会では過剰のストレスにより、呼吸が乱れる、脳が危険信号を発している等により疲労が蓄積するのかもしれません。逆に言えばいかなる場合においても平常心を保ちつつ、呼吸を乱さない人が強者の証なのでしょう。