frantic87's diary

書きたいときに、書きたいから書く

全力を出さない

無理をしないように心がけている。
試験やレポートの締め切り直前でも徹夜はしない。トレーニングも肉体を追い込むようなメニューを組まない。剣道も段々とスピードやパワーから、攻めや無駄のない身体運用にシフトさせるように意識している。
無理をしたら必ず後で休みを取る。

蓄積した疲労やダメージが抜けにくくなっているということもある。内臓や関節は鍛えられないということも分かってきた。
全力投球という言葉の響きはいいけれど、実際はあと一押しで壊れる危うさと表裏一体だ。
ある程度の余裕を見て、想定外のイベントがおきても対処できるだけのしなやかさを持ちたい。
体感的には80%くらいが事実上のリミット。つまり、「まだもう少し頑張れる」と感じている間にストップする。
リミットを越えての頑張りは、「根性」で頑張っている状態。安瀬装置を外して動かしてるわけで、緊急事態。根性でなんとかしなければいけない状況になった時点で作戦の失敗。

若いうちは全力投球もいい。自分の限界がどこにあるか分かっていない場合は、パフォーマンスも引き出せない。回復も速いし、オーバーワークでも成長してリミットを引き上げる余地もある。

ひとことで言うと、年を取ったので体力によるごり押しが聞かなくなったのでテクニックでカバーしないといけなくなったということです。