frantic87's diary

書きたいときに、書きたいから書く

ねじの人々

「ねじの人々」という漫画をマンガワンというアプリで読むことができます。

manga-one.com

神のみぞ知るセカイ」の若木民喜先生による哲学マンガ。哲学を短ページのマンガとして成立させているワザマエに感嘆します。

その感想。

「答え」を求めるために考えるのではなく、考えるために(あるかどうかも分からない)「答え」を想定してしまうのかな、なんてことを考えています。
考えること自体の楽しみとでもいいますか、考えることはスポーツにも似ています。身体を動かすことが楽しいのと同じように、考えること自体も楽しい。(もちろん苦しいときもありますが)
マラソンで喩えるならば、「問い」がスタート地点で「答え」がゴール。「答え」にたどり着くまでの過程としての思索に意義を見出しているのかな、と思っています。「問い」に対して「答え」をすぐさま教えられてもつまらないですよね。車でコースを走ってもマラソンをしたことにならないのと同じように。