frantic87's diary

書きたいときに、書きたいから書く

電子書籍

電子書籍は今までのところ敬遠してきたのですが、最近読みたいテキストが電子媒体でしか読めない場合がでてきて、kindleとかipadに惹かれっつあります。

これとかこれ

 

そんなさなか、この記事を読んだ。 

 

Kindleを買ってみてわかったのだが、思い立ったらいつでもどこでも読み物が買えるというのは嬉しいことで、購入直後に一気に読み始めるのだが、数日経つとそれを買ったことさえ忘れてしまうことがほとんどだ。

(中略)

「本を読まないわけではない。家の本棚はペーパーバックで溢れている。けれども枕元に置いてある読みかけの本のように、読みかけであることを絶えず思い出させてくれる物理的な物体がないと、自分のデジタルライブラリーの存在すら簡単に忘れてしまう」

http://wired.jp/2011/12/20/new_medium_new_forms_new_stories_2/

 

 

「フォーマット」の違いがテキストの読まれ方に影響を与える。個人的にも覚えがないわけではない。後で読もうと思ってevernoteにクリップした記事を読み返した試しはほとんどない。もはや1日2日では読みきれない量のテキストが溜まっていると思うのだけど、視界の邪魔にならないところに収納されているので読まなきゃという気分にさせられない。時間あるときに読めばいいと思って放置し、そのうちに忘れる。

 

視界に入らないイコール意識の端にも上がらない。物理的な体積によりプレッシャーを与えてくれることに紙の本の強みがある。と同時にスペースを取らないことが電子書籍のメリットでもあるので、これはなかなか難しい話。

 

とりあえずは、電子テキストは使い捨てのつもりで読みきってしまうしかないということでしょうかね。